当社で実施している未来会計コンサルティングは、あなたが思い描いた未来を実現していくための、最高のツールです。
このように自信をもって言える理由を、このページでお伝えしていきます。
未来会計とは
通常、税理士が扱う会計は「過去会計」です。
ご存じのように、過去の数字を決算書に落とし込んでいきます。
対して当社が提言している「未来会計」は、思い描いた未来を実現化し、ビジネスをステージアップさせるために行うことです。
そのために、経営者の創業時の思いと理念を明文化し、さらには数値化してから、事業計画を作成したら「Plan Do Check Action」のサイクルを定着させていきます。
創業時の夢を、いまこそ達成するためにも、私たちと一緒に、上昇のスパイラルに乗ってみませんか?
林亜由美先生!
MASってなんですか?
当社のコンサルティングでは、 MAS(Management Advisory Service)という手法を取り入れています。ここでは、はじめての方にむけてMASについて、詳しくご紹介をいたします。
※以下のコンテンツは、MASをまったく知らないライターさんにインタビューされた内容を元にしています。
―林先生、さっそくですが、MASについて教えていただけますか?
林亜由美:MASは、Management Advisory Service(マネジメントアドバイザリーサービス)の略です。 こういうとなんだか難しいですが、私はコンサルタントが行う「M:最も A:愛ある S:サービス」の略だと思っています(笑)。 わかりやすくというと、経営のためのアドバイス業務ということになりますが、一般的な「経営コンサルティング」とは、明確に異なる点があります。
一般的なコンサルティング手法を「旅の目的地を聞き、その行き方を教えること」と、たとえるなら、私たちが実施するMASは「旅の目的地を定め、より早くより高く飛ぶための手段を一緒に考えること」になるかと思います。
―経営者に変わって作ってくれるわけでは、ないんですね?
林亜由美: そうですね。あくまでも計画を立てる=つくるのは、経営者本人です。私たちはそのサポートを行うのが仕事です。精神面でも、行動面でも。
―しかも「作り続ける」というところが、ポイントですか?
林亜由美: ええ。経営に終わりがあっては困りますからね。未来永劫、永続的な発展を目指すには、常に計画の見直しをかけることが大切です。
さらには、計画どおりに進んだのか、チェックしていく必要もあります。その「チェック機構」の役割も、私たちが果たすことになります。
―なんだか、夏休みになる前に、学校で作った計画表を思い出します。
林亜由美: そうですね。ただ、あの計画表には、大きな問題点があるんです。
―と言いますと?
林亜由美: PDCAという言葉を聞いたことがあると思いますが、夏休みの計画表は、大体が、Plan(計画)して、Do(行動)しておしまい。
Check(検証)して Aciton(改善)する部分がありませんよね。 だから、計画は立てたけど、うまくいったかどうかもわからないし、どこを改善すればいいかもわかりません。もっと言えば、なんのために立てた計画だったのかすら、わかっていないのではないでしょうか。
計画を立てるためには、目標が必要ですから。
―たしかに、そうですね。旅の場合でも、目的地は定めます。
林亜由美: ええ、そういうことです。目的地=目標があるからこそ、計画を立てられますし、計画に沿って、何をすればいいかがわかる。夏休みの計画表は、ただただ休みの日の予定を埋めていくだけですから、あれこそ絵に描いた餅といえるでしょう。
―なるほど、少しわかってきました。しかし、企業ともなれば、とうぜん売上を上げていく必要があると思いますが、MASで売上は上がるんでしょうか?計画を立てるだけで売上が上がるなら、誰でもやっているような気がするんですが・・・
林亜由美: もちろん、上がります! 逆に言うと、計画を立てて売上が上がらないのであれば、計画の立て方が悪いんです。
また、売上が上がっていくときには、「壁」というか、階段の踊り場のような場所があるものなんですね。停滞するといいますか。そこを突破するために必要なものがひとつあるんですが、なんだと思いますか?
―うーん・・・なんでしょう、やる気?(そんなわけないですよね)
林亜由美: もちろん違います(笑)実は「経営理念」なんです。
たとえば当社の経営理念は「 永続的発展を支援し、縁ある全ての人を元氣に 」なんですが、経営理念というのは「事業を通じて、全社員とともに何を成し得たいのか?」を、明文化したものです。
この理念があるからこそ、あるべき姿=未来像が見えてきますし、現状とのギャップがわかるようになります。
たとえば、定規がない状態で、1センチ間隔の線をひこうとしたら、かなり難しいですよね。でも、これを経験や慣れといった感覚でやってしまうのが、一般的な経営です。だから失敗する。でも、定規があって、正しく線をひいていけば成功しますよね。その定規が、理念だと思ってください。
一時の気の迷いで、理念からはずれたサービスを提供したりするようなことは、やるべきではないですね。
―つまり、御社は創業時から理念があったということでしょうか?
林亜由美: それが、そうでもないんです。さきほど申し上げたように、当社にも売上の壁がありまして。そのときに取り入れたのが、まさにMAS。そこで経営理念を明確にしました。自分たちで取り入れたMASによって、自社の売上目標を達成した経験があるからこそ、みなさんに自信をもって、MASの導入をおすすめしています。
このへんの話は「2年で売上を2倍にする未来計画の作り方セミナー」で、数字を出しながらさらに詳しくお伝えしていますので、ぜひ参加していただきたいです。
―では、MAS会議の具体的な進め方をお聞きしてもいいですか?実際に、私がクライアントだとして、デモンストレーション的にお願いしたいのですが。
林亜由美: いいですよ。MAS会議に入る前に、
1)5カ年計画を立てる、2)単年度計画を立てる
という、2つのステップがあります。これらは、理念を数値化するために、とても大切なステップですが、ここまでは済んだと仮定していきましょう。
MAS会議の疑似体験
林亜由美: Hさん、前回のMAS会議から1カ月が経ちましたが、前回やると決めた事、取り組んでみてどうでしたか? どんな変化がありましたか?
―それが、なんとなく忙しくて、実は何もできていないんです。
林亜由美: そうでしたか。何が忙しかったんですか?
―うーん、とにかくバタバタしちゃって。
林亜由美: そのバタバタの内容を教えてください。たとえば、大きく分けて、仕事ですか?それとも家庭が忙しかったんですか?
―そうですね・・・仕事のような、家庭のような・・・
林亜由美: じゃぁ、いまここで、優先順位をつけてみましょうか。
―いや、帰ってからやります。
林亜由美: ダメです!いまここで!
―はい・・・できました。
林亜由美: このAという作業は、社長本人がやらないといけないことですか?
―いえ、できれば人に任せたいとは思うんですが、自分でやったほうが早いんですよね。
林亜由美: そういうこと言ってるといつまでも手放せないですよ。社長が一人で抱えているうちは、売上は上がらないんですから。社長は社長にしかできない仕事に集中しましょう。この仕事、どうしたらシェアできますか?
―でも、Aという作業が好きなんですよね。それに得意ですし。
林亜由美: やれても、好きでも、得意でも、早くても、とにかく社長がやっていてはダメです!
―自分がもう一人いればいいんですけど・・・
林亜由美: そもそも、自分と同じことができる、同じ能力をもった人間はいません。あきらめてください。
最初は、自分の3割だけやってくれる人でもいいと、割り切ってみませんか?
一度まかせてみて、ダメだったらまた考えればいいんです。
―(しぶしぶ)わかりました。
林亜由美:では次回は、財務をチェックして、数字をしっかりみていきましょう。 今日は新商品の価格を検討する予定でしたね。
MAS会議を体験してみて
林亜由美: いかがでしたか?ほんの数分のやり取りでしたが。MAS会議では、毎回、計画の進み具合をチェックして、さらに見直しをしていきます。進んでいなければ、進まない理由を精査し、問題点の解決をはかります。
これが「計画を作り続ける」という部分にあたります。
―なんといいますか、MAS会議を通じて、自分の覚悟を問われている気がしました。なんとかして、やらずにすむ方法を探そうとして、あれこれ言い訳をしても、必ずひっくり返されますので、最後には観念したというか・・・
林亜由美: そうですね(笑)売上目標を達成するために、私たちがいますから、なんとかできる方向に考えてもらえたら。
―言い方はよくないかもしれませんが、なんだか温泉に来ているような気分になりますね。つまり「裸」になる感じです。全部脱がされて、何もない!という状態なのと、林先生の本気が伝わってくるので、もう逃げられない!という感じでした。
林亜由美: はい、私たちも、いつでも脱ぎますよ!覚悟をもっていただければ、本気で受け止めますし、寄り添います。だから、なんでも言います。
私たちが言わなければ、誰が言ってくれますか?誰も言ってくれませんよ!という気持ちですね。
―むしろ、他人の会社なのに、林先生がそこまで熱くなってくれることに感動しました。なぜそんなに、力を入れられるんでしょうか? なにかきっかけとなる経験が?
私が税理士となって、3年目の事なのですが。税務会計を担当していたある企業が突然不渡りを出して倒産したんです。創業25年以上で売上が10億もあったのに。ただ、私は、決算書を見ていましたから、資金繰りが厳しいことはわかっていたんです。
それなのに、ベテランの社長に対して、まだ新米税理士の自分が経営のアドバイスをするなんて、とてもおこがましいと思いが先に立ち、しかもそれを解決する決定的なノウハウがあったわけでもなく、何もお伝えすることができませんでした。
そんななかでの倒産。私は残務処理をしながら、自分の無力さを痛いほど思い知らされました。正直、このまま税理士を続けて良いのかと悩んだこともありました。 「会社を良くしたい!」「何をやったら経営者の役に立てるんだろう」と悩みに悩んだ挙句、 出会ったのがMASなんです。
―それは、とても貴重な経験をされたんですね。その経験がもとになって、いまの仕事があるわけですね。
ええ。もう、誰にも無念さを味わわせたくない。その一心で、未来会計が当たり前の世の中になるために、日々活動をしています。
MASが適している経営者とは
―最後に、どんな方にMASが適しているか、教えていただけますか?
林亜由美: いまの売上が1億から2億ぐらいをウロウロしている方で、最速で2倍にしたいと考えている方が、一番効果が高いと思います。
―業種でいうと?
業種は特に問いませんが、私は特に サービス業の売上アップをサポートするのが得意です。サービス業はビジネスモデル、価格設定、ターゲット設定がとても重要です。
これまでの実績でいえば、士業や生命保険業、製造業の方なども多くいらっしゃいます。
向き不向きを確認していただく意味でも、まずは「2年で売上を2倍にする未来計画の作り方セミナー」にご参加いただくことをおすすめしています。
動画で知る「MAS監査」
「MAS」に関する動画も、ご覧になってみてください。(8分26秒)