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思い描いた未来を実現する~未来会計コンサルティング~ 未来会計法人メイキット

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ブルーム ヒューマン コンサルティング代表 寺橋恭子様

ブルーム ヒューマン コンサルティング代表の寺橋恭子さんは、独立して会社員時代の半分以下の売上という苦しい状況から、「メイキット成長塾(現:自分コンサル塾)」に参加したことで、半年も経たずに前年の売上を1ヶ月で作ってしまったそうです。今日はその効果についてお話を伺いました。

※以下のインタビューは、ライターのH.A氏により、2017年に実施したものです。

ブルーム ヒューマン コンサルティング代表の寺橋恭子さん

1.独立したものの売上は会社員時代の半分以下

ブルーム ヒューマン コンサルティング代表の寺橋恭子さん

─それではまず、お名前とお仕事について教えて下さい。

寺橋:ブルーム ヒューマン コンサルティング代表の寺橋恭子と申します。仕事の内容は、企業や官公庁の組織に入って、教育研修と呼ばれる人財開発。あとは、組織を大きく、経営のありたい方向に変えていく、組織開発と呼ばれるようなお仕事をさせていただいています。具体的なテーマは、女性活躍推進や経営理念の策定、他にも組織の価値観を言葉にしていくプロセスの研修・セミナー・コンサルティングをしています。

─ありがとうございます。今は開業されて何年目になりますか?

寺橋:2014 年 12 月に開業届を出しましたので、3年目に入りました。

─林亜由美先生に出会われる前のことをお伺いしたいのですが、当時はどういう状況でしたか?​

寺橋:そもそも開業したのも、しっかりと準備をしていたわけではなく、「もうやるしかない」というスタートでした。自分なりに頑張ってはいましたが、私個人にコンサルティングを頼みたいという人は少なく、開業当初の1〜2年は正直苦しい思いをしていました。

─元々会社員をされていたときの仕事の延⻑で、今のお仕事を始められたのですか?

寺橋:そうですね、軸となるところは、これまでの仕事の延⻑です。以前の会社では、経営コンサルタントからスタート。その中でも人、モノ、カネ、情報、時間、ノウハウと呼ばれる経営資源の中の、「人」にフォーカスして、人財育成、組織開発のコンサルタントで⻑くやってきました。ですが独立してからは、会社員時代のお客さまやコンテンツをそのまま使うことはできません。培ってきた財産は沢山あったものの、それをどう上手く役立てていくかに苦労していました。

─スキルや経験はあるものの、それをなかなか生かせなかったということですか?

寺橋:そうですね。おこがましい話ですが、会社員時代のお仕事を私個人に頂いている気になっていました。
ですが会社のブランドでお仕事を頂いていただけだったということに、独立してから気づきました。自分の甘さを痛感させられた2年間でした。

─ありがとうございます。その2年間の売上はどのような感じだったのですか?

寺橋:1年目はそのような状態でスタートしたため、独立した醍醐味というよりも厳しさを、辛酸をなめるような数字でした。会社員時代の収入の数分の1です。2年目も会社員時代の半分か、3分の1ぐらいだったため、とても大変でした。頑張りが数字にならない。その報われない状態がすごく苦しかったです。

─半分どころか数分の1となると大変厳しい状態ですね。

寺橋:そうですね。このまま一人でやっていくのか、それとも頭を下げて古巣に帰るべきかを夢に見るくらい本気で悩みました。

─その状況を解決するために何かされたことはありますか?

寺橋:ターゲットを変えたり、営業する地域を変えてみたりしましたが、大して成果は出ませんでした。

2.「伸びなかった人はいない」その一言で入塾を決意

─ありがとうございます。塾に入るきっかけや決め手となったものは何ですか?​

寺橋:ちょうど悩んでいるときに、私のメンターである林亜由美先生が『メイキット成⻑塾(現:自分コンサル塾)』を開設するということを耳にしました。そこで林亜由美先生に相談したところ、「経営計画を作ってコーチをつけて伸びなかった人はいない。Mas をやる人は確実に成果を出している。あなたもやってみては?」と言われました。「これはチャンスだ」と思い、『メイキット成⻑塾 (現:自分コンサル塾) 』の1期生に入れていただくことにしました。それが大きなきっかけだったのではないかと思っています。

─すごく気迫に満ちた一言ですね。それまで経営計画は立てていなかったのですか?

寺橋:もちろん立てていました。小規模事業者持続化補助金も自力で2年連続取っていますから、そのときに作成しています。しかも、私が経営コンサルタント時代には林亜由美先生がされている Mas の経営計画策定を担当していたのです。ただ、どんなにサポートしたことがあっても、自分のこととなるとまた違う。しかも、補助金を頂くための計画だったため、今考えると十分に魂が入ってなかったなと思います。

─なるほど。補助金をもらうための経営計画と、自分の事業伸ばすための経営計画というのは全然違うものなのですか?

寺橋:本来は違ってはいけないものですね。「本気でやるぞ」という覚悟がそのときの私には足りなかったのだなと今は思います。

─将軍の日に参加されたのはいつ頃ですか?

寺橋:2年前ですね。創業して間もなくのときに一度ご支援いただきました。そのときに林亜由美先生と公士郎先生に書いていただいた色紙は、私のオフィスにしっかりと飾っています。塾に入るまでは、正直な所、本当に実現できるのだろうかと不安に思って見ていました。夢をかなり大きく広げていましたから。ですが、まずは自分の進みたい道を少しは明るく描けたのではないかなと思っています。

─単年度計画はいつ頃立てられたのですか?

寺橋:単年度は2回お世話になっていて、その年の秋に1回と、昨年、塾が始まる前にも1回お世話になっています。

─単年度計画で立てられた計画はどうだったのですか?

寺橋:「これくらいはやりたい」というプライドだけで、作成した数字だったように思います。根拠がない数字というか。

─なるほど。その数字が本当に達成できるのか不安があったということですか?

寺橋:そうですね。残念ながらその前の2年間がそういう感じでしたので。自分なりに計画は立てていても、未達が続いて負け癖がついていたんでしょうね。「しょうがないよね、頑張ってもできないんだから」という、ちょっと尻込みした状態でいたように思います。

3.入塾して半年も経たずに昨年以上の売上を達成

ブルーム ヒューマン コンサルティング代表の寺橋恭子さん

─では成⻑塾(現:自分コンサル塾)に入られてどのような変化がありましたか?​

寺橋:スタートしたのが去年の秋でした。それから自分の中での習慣も変わっていき、3カ月目に、昨年度以上の売上を1カ月で上げることができました。そして、その翌月にそれと同程度以上の受注をすでに年間で取りましたので、今年度は非常に明るい見通しです。今期は個人事業主として独立して、「最低限ここまでやってやる」というプライドの数字の1千万は、これはいくのではないかと手堅く見ております。

─すごいことをさらっとおっしゃられますね。

寺橋:やっとできたっていう想いですね。こうやって人は成功体験を積んで大きくなれるのではないかなということを実感しています。ご支援していただいたことをものすごく感謝しています。

─すごいですよね。1年の売上を1カ月というのは。普通できないですよね。

寺橋:自分でも正直な所、「本当かな」と何回も検算してしまいました。蒔いてきた種がやっと花開いた感じがしています。

─成⻑塾(現:自分コンサル塾)ではどのようなことをされるのですか?​

寺橋:単なる数字の予測ではなく、「やり切るぞ」という想いがこもった数字で計画していくことを徹底的に林亜由美先生に仕込まれました。そして、その数字を創るために日々どういう行動をしていくのかをすごく重要視されていて、「やるかやらないかはあなた次第ですよ」「自分との約束を守りなさい」と厳しく指導頂きました。

─実際にアクションを起こすことができるように支援してくれる感じでしょうか?

寺橋:そうですね。背中を押してくれるというか、やるまでお尻を叩いてくれる。実はそこが私の弱さというかネックでした。「時間がないからしょうがない」と自分に言い訳をして行動を起こさないことがたくさんありましたから。

─そこをしっかりと支えてくれたわけですね。

寺橋:はい。多分、嫌な役回りだったのではと思います。ですが全員に対して、プロとしてちゃんと指摘してくれました。心にグサグサと響き、そしてモチベーションにもなりました。そういう意味でたくさんの学びと具体的なご支援を頂いています。

─他にはどんな支援があるのですか?

寺橋:他には「案件リスト」というのを教えていただきました。何かといいますと、仕事の話を少しでも頂けた場合や、何か一緒にできそうだなという方に出会ったときに、即座にそのリストに記入してしまうのです。記入するのは、その方のお名前と何をするのか、そして、頂けそうな金額です。

─そのリストはどのように使うのですか?

寺橋:文字にすることで、意識や行動が変わってくるのです。「この会社と仕事がしたい」という想いが芽生えてきて、「あのお話はどうなりましたか?」と怖がらずに確認することができるようになりました。こちらからアクションすることで相手も「本気なんだな」と思ってもらうことができ、決まる確率が高くなりました。実際に何百万単位の大きなお仕事を頂くことが格段に増えました。案件リストを徹底したおかげだと思っています。

─なるほど。行動することによってどんどんお仕事が入ってきたのですね。

寺橋:そうですね。去年までは自信がなかったこともあり、どちらかというと案件待ちの姿勢でした。ですが今は、こちらからどんどん仕掛けていくことができるようになりました。

4.すべてをさらけだして刺激しあえる仲間との出会い

─なるほど。ありがとうございます。成⻑塾(現:自分コンサル塾)の良かったところを教えて下さい。​

寺橋:最初は全員知らないメンバーでした。手を挙げてここに来た7名、8名でした。自分たちの売上や営業利益などを全てオープンにして、本当に全部をさらけ出して切磋琢磨し合うのです。最初は正直ものすごく心理的抵抗や恥ずかしさがありましたが、今ではもう他にはないソウルメイトですね。本当にお互いの成⻑を支援し合い、本気で激励し合う、ライバルであり同志です。その仲間での支え合いが、とても刺激になり、モチベーションにもなりました。

─なかなかそういう関係というのは築けないものですよね。

寺橋:ここまでの関係は築けないと思います。他の人に話すと皆さん一様に驚かれます。それに元々、林亜由美先生のお人柄とネットワークに信頼を置いていたことも大きいと思います。また、人のことを客観的に見ることで、自分自身を客観的に見る思考を身につけることができました。そういう風に、お互いに刺激し合える環境に、これほどの効果があるとは思ってもみませんでした。

─最初に期待していた以上の効果があったということですか?

寺橋:そうですね。粛々と数字とだけ向き合っていくようなものを想像していたので、こういうふうになると思いませんでした。それと、毎回、林亜由美先生が戦略経営に必要なメソッドを解説してくれるのです。ある程度そういう知識は持っていたのですが、伝え方が深くてとても分かりやすいです。知識として持っているかではなく、それを利用して数字に反映させていく知恵をいつも頂くので、ものすごく参考になっています。

5.自分のやりたかった仕事が舞い込んでくるように

ブルーム ヒューマン コンサルティング代表の寺橋恭子さん

─仕事やり方や質的な変化はありましたか?

寺橋:私は元々経営コンサルタントをしていましたので、人財育成や組織を大きく変えるようなお手伝いがしたいなという想いがありました。それには3ヶ月とか半年くらいの⻑期間かかります。ですが、去年まで頂いていたお仕事は、女性活躍推進を中核に、メンタルヘルスなど数時間から1日程度の短期間のものがほとんどでした。それが、ちょうど成⻑塾(現:自分コンサル塾)に入った頃から、研修やキャリアカウンセリングを含むプログラムや経営理念の策定であるとか、その組織の価値観を形式化していくような、大きなお仕事を頂けるようになり、私のビジネスモデルは大きく変わりました。自分がやりたかった方向に進化しているので、ものすごくわくわくしています。

─自分のやりたい方向に仕事が増えてきたということですね。

寺橋:そうですね。そう思うとすごいですよね。やりたいことを紙に書いて、本当にやっているかを検証していくことで、間違いなくその方向に進んでいくということを実感しています。林亜由美先生がよくおっしゃっていますが、「その辺散歩していて、富士山に登ってしまうようなことはない。それなりに準備と計画を立てていかないと登れない。」これはビジネスも同じで、きちんと入念に計画して、PDCA、特にチェック、アクションをしていかなくては、上手くいかない。そういう当たり前のことを徹底することで、その方向に向かうことができるという実感を、今、すごく持っています。

6.泉のようにパワーが湧いてきておすそ分けしたいぐらい

─成⻑塾(現:自分コンサル塾)に入って、精神的な変化はありましたか?​

寺橋:以前は常に精いっぱい背伸びするだけで、ものすごく不安でした。翌月のことや来年のことを考えれば考えるだけ不安で押し潰されそうな、そんな時期がとても⻑かったです。ですが成⻑塾(現:自分コンサル塾)に入り、先がしっかりと見えてくることで、自分に自信が持てるようになり自然と胸を張れるようになりました。そのことで周りからも「オーラが違う」と言われるようになりました。常に泉のようにパワーが湧き出てきて、「やればできる」と思えるようになり、そのパワーをおすそ分けしたくなるような気持ちになってきます。今ではもう明日が来るのが楽しみで仕方がありません。そういうモチベーションに進化しました。

─そうですよね、なかなかうまくいかないと気持ちも沈んでしまいますよね。

寺橋:そうですね。から元気の時期もありましたし、しんどいなと溜息をついていることもありました。今、常にパワフルにいられるのは、数字を創ることができた自信があるおかげだと思います。一人で創ったものではなくて、ご支援いただいたから今の自分があると思っています。

─もし成⻑塾(現:自分コンサル塾)に出会ってなかったとしたら、今頃どうなっていたと思いますか?​

寺橋:かなり想像するのは心が苦しくなるような状況ではないかと思います。それなりには頑張っているとは思いますが、大して数字も上がらず、仕事も広がらない。もしかしたら本当に会社員に戻るという選択をしているかもしれません。今のような自分には絶対なっていなかったと思います。

7.今度は一人ではなく、経営者になって組織として仕事がしたい

林亜由美

─ありがとうございます。寺橋さんにとって林亜由美先生はどういう存在ですか?​

寺橋:同じ時期にこのウェスタ川越創業支援ルームに入ったということもあり、最初はライバルでした。ですが今は信頼の置けるコーチであり、指南者です。いろんな役割を私の中ではしてくださってる、すごく大事な方ですね。そして、何より、経営者としてバリバリ働きながら、お母さん業もこなしている。言ったことをご自身が徹底してやっていらっしゃるので、もう人生のロールモデルですね。

─寺橋さんの今後の目標や展望などがありましたら教えて下さい。

寺橋:はい、あります。元々、経営者になって、経営者と同じ痛みを味わいながら経営支援をしたいという想いがあったので、自分の仕事も組織化、法人化していきたいですね。自分一人ではなく、プロフェッショナルな仲間を増やして、組織としてより大きな仕事をしていきたい、より大きくお役に立ちたいという風に考えています。

─次のステージへ上がっていくという感じですね。

寺橋:そうですね。できるだけ早くそういった違う未来のステージを描けるように、これからもご支援いただきたいです。

ブルーム ヒューマン コンサルティング代表の寺橋恭子さん
左:林亜由美 右:寺橋恭子様